生活雑貨と緑の店 つきとはな

子供たちの遺言

ページをめくるごとに、写真の子どもは少しずつ成長していく。もちろん被写体の子供たちは別の子なのだけれど。
そして成長とともに子どもが立ち向かうそして育まれる社会も変わる。つづられる詩もかわる。驚くべきことは、あたかも写真の子供が語っているかのようなみずみずしい詩の言葉。今年78歳になる谷川俊太郎さんはまさに永遠の少年、なのだ。あとがきに谷川さんは「子供の言葉のほうが、アナログ」と書き、「より詩に近い」と言う。そもそもは谷川さんが子供たちへ遺言する、というコンセプトだったらしいが、子供から突きつけられる遺言、のほうが切実だろう、とそういう形式にしたそうだ。78歳の谷川さんが今の時代を生きる子供たちの心に寄り添えるのは、谷川さんが稀有な人であるからだけれども、また、子供時代の気持ちと言うのは普遍なのかもしれない。だからこんなに胸を熱くするんだろう。

佼成出版社

販売価格 1,650円(税150円)
在庫状況 在庫少

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